また、新しい、作家を、知ってしまいました
「金のゆりかご」(102/122)
その人の名は、
北川歩実。
この、
なんと言えば良いのだろうか。
クレバーな感じ?
理性で迫ってくるんだけど、
どこかしら温かい雰囲気?
新しいミステリな感じがするんですけど。
本作品の主題は「幼児天才教育」です。
0〜3歳位の子供たちの、何かを施すと、効果がある。
それも絶大な。
そう、天才は、作れる、人の手で、手間暇かけて。。。
が、しかし、
そんな環境をさらっと描きながら、
過去の「事件」を謎が、徐々に明らかになっていく。
本当に天才はいるのか?
天才を産み出す過程で起こった「悲劇」の真相は?
そして、
本当に起こった、浅ましい事実は?
あらゆる角度から、
脳を刺激してくる作品です。
科学か迷信か?、
そんな世界を、決してSFではなく、
地道にリアルに描く北川歩実という作家は、
マヂでヤバい。
もっと、もっと読みたい。
読まなくては。
この、チョット新しいミステリを。
※はてな年間100冊読書クラブ(2007-2008.134/122)(2006-2007.133/122)(2005-2006.128/108)
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから」
- 作者: 北川歩実
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2001/11
- メディア: 文庫
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