名作は、時空を越えて
「時をかける少女」(74/122)
作品のパワー。
本当に力があるならば、
時代とか、世代とか、
全く関係無いってことを証明してます。
いまだにシェイクスピアがあるように、
この作品、
23世紀に、まだ日本が、いや、地球があるならば、
残る傑作でしょ。
文字の力、やっぱり圧倒的。
そんな事を思い返させてくれた読書でした。
実は、原田知世版、見ていないんですよね。
その他、実写作品は、ちゃんと見たことがなくて、
初めて「時かけ」に出会ったのが、細田版アニメ「時かけ」でした。
そして初めて、原典と向き合いました。
タイプスリップ(タイムリープ)作品が数あれど、
シンプルに、
そして残酷に、
でも、心をやさしくしてくれる作品は珍しいです。
だから、
これほどまでに、映像化されているのでしょう。
読み終わった後、
その読者だけの「時をかける少女」が始まるのです。
筒井康隆の100ページの「時かけ」の後に続く自分だけのタイムリープ。
少女は時間を飛び続けます。
とりあえず、読みましょう。
これは。
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから」
- 作者: 筒井康隆,貞本義行
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2006/05/25
- メディア: 文庫
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