想像力の爆裂
「新世界より・上」(68/144)
1,000年後の世界、日本。
こうくるのか。
このベクトルで歴史が進むなんて、
一体、誰が考えられよう。
それが出来るのは、貴志祐介。
まだ、上中下の上巻でしかないんで、
この先、どう転がっていくのか分かりません。
多分、何重もの伏線が張られていることでしょう。
それにしても、
「呪術」と
「多彩な生き物たち」と
「教育」と
というキーワードで始まった3,000年代の物語。
こんな事を想像して、文字に落とすことが出来る小説家という職業は、
超能力者のみが為しえる数奇な職業である。
久しぶりに、
どっぷりと長文、読ませていただきます。
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから」
- 作者: 貴志祐介
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/01/14
- メディア: 文庫
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