最も恐ろしいのは人間そのもの
「新世界より・中」(69/144)
1,000年の謎が少しずつ明らかになっていく。
貴志祐介が描く未来。
それは、本当の人間の力をしてしまった世界。
その少女、少年は、
大人の階段を登る運命だった。
それ以外の少年、少女は、
現状維持か、
消えていなくなるか。
社会というものを突き詰めると、
この「新世界」は、
一つの正しい姿であります。
人間を最小限に評価することによって、
どうにか生きていくという選択。
リスクをいかに排除するか。
でも、
これ以外に、
もっと素敵な解決策があることを祈りつつ、
さあ、下巻です。
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから」
- 作者: 貴志祐介
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/01/14
- メディア: 文庫
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