趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

最も恐ろしいのは人間そのもの

新世界より・中」(69/144)
 
 
1,000年の謎が少しずつ明らかになっていく。
貴志祐介が描く未来。
それは、本当の人間の力をしてしまった世界。
 
その少女、少年は、
大人の階段を登る運命だった。
 
それ以外の少年、少女は、
現状維持か、
消えていなくなるか。
 
社会というものを突き詰めると、
この「新世界」は、
一つの正しい姿であります。
人間を最小限に評価することによって、
どうにか生きていくという選択。
リスクをいかに排除するか。
 
でも、
これ以外に、
もっと素敵な解決策があることを祈りつつ、
さあ、下巻です。
   
 
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから

新世界より(中) (講談社文庫)

新世界より(中) (講談社文庫)

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