チャ、チャ、チャーリーーーー!
「顔をなくした男・下」(81/144)
妻、ナターリヤに、上巻でやっとコンタクト出来たチャーリー。
さあ、どうやって脱出する?
誰が味方で、誰が敵か。
誰をどの程度信用して、誰を利用するのか?
チャーリーは考える。
時同じくして、
ロシア連邦保安局の大物の亡命が「一部」成功する。
本人、妻、息子。
3人がイギリスで合流するはずが…
この失敗を機に、
MI5とMI6のバトルも過熱する。
そして裏切られたのは!?
「肩腕」に続く三部作の真ん中。
あくまでも最終章に進むための中継ぎでしかないが、
この緊迫感はたまらない。
ラスト、チャーリー、妻、娘のモスクワ離脱作戦のところは、
本当に興奮、ドキドキハラハラする。
スパイマスター、チャーリーが仕組んだパーフェクトと思われた計画も、
ちょっとした気まぐれで半壊する。
ほんの些細な偶然と、
スパイとして生きる人間の勘と、
心の揺れによって…
さあ、チャーリー、絶体絶命!
三部作ラスト、早く読ませてくれ〜〜〜!
で、この三部作を読むために、
チャーリー・マフィンシリーズ、
あの「消されかけた男」から14作品、
全て読む価値ありでしょ。
最高の裏切りゲームを、思う存分、堪能していただきたいね。
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから」
- 作者: ブライアンフリーマントル,Brian Freemantle,戸田裕之
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2012/02/27
- メディア: 文庫
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