趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

同期って、全てを越えるんですよね。知ってますか?

「同期」(147/144) 
 
 
同期ってね
一生に一回しかないんですよね
オンリーワン
もちろん、広義では、もっとあるけど
やっぱ、同期は
一回です
これが「同級生」との最大の違い
 
この一回の意味が
本作品には描かれています
そこに理由はいらないんです
同期は、同期だから、同期なんです
 
警察官小説です
今野です 
基本ラインは
刑事警察vs公安警察
そこに絡む組対、、、
それだけで、もう、たまりません
各組織を
決して「ヒール」に描かないのが真骨頂
横の闘い
上下の闘い
それらをフェアーに書いているから
今野作品は支持されるのでしょう
 
今回、その物語を支えるのが
同期という不思議な存在なんです
主人公、刑事・宇田川が意識する同期
それが公安・蘇我
その蘇我は宇田川の命を救ってからすぐに
警察という組織から消えていく
とある殺人事件と共に…
 
王道です
楽しめます
そして
本作品の影の主役も素敵です
叩き上げの二人、植松と土岐
この二人を
読んでやってください!
同期ですから
間違いない  
 
 
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから

同期 (講談社文庫)

同期 (講談社文庫)

はてな年間100冊読書クラブ
(20101021-20111020.159/144)
(20091021-20101020.150/122)
(20081021-20091020.139/122)
(20071021-20081020.134/122)
(20061021-20071020.133/122)
(20051021-20061020.128/108)