所謂、1080

「イニシエーション・ラブ」(13/144)　
　
　
ラスト2行の大どんでん返し
　
80'sの甘いラブストーリーが
トレンディな恋愛ゲームが
全く別の顔を見せる
　
正直に言いますと
読後、全く、この小説の「仕掛け」がわかりませんでした
ラスト2行で全部ひっくり返されたのですが
その着地点が意味不明
　
我慢できず
ネットでネタバレを調べました　
そこで判明した
裏の裏も無く無く無く無くな〜い
　
で、結局、地の文章の構成の緻密さが
このどんでん返しを演出しているんですよね
微妙な心理描写が
ボディブロウとして効いてるんだなぁ
　
一筋縄ではいかない作品です
確実に読書でしか表現できない世界を提供してくれます
だから、読んでみましょ
　
　
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから」

イニシエーション・ラブ (文春文庫)

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