想像を絶する物語に、不安、高まる。
「目薬αで殺菌します」(44/144)
このシリーズの全貌が
かなり明らかになったのではないでしょうか
Φ
2008年から読み始めたこのシリーズ
Θ
τ
このあたりからミステリではない雰囲気が漂い始める
ε
λ
η
真賀田の影が徐々に見えてくる
そして
久しぶりの本作品
ここで「α」とは何か?
7作目にして、実はこれが最初なのか?
一応、殺人事件が起きるのですが
もう、この作品自体のミステリは二の次なのです
この謎解きの「謎」が難しい
この「謎」に隠された本シリーズの真意は何なのか
多分、この段階では知ることは出来ないのだろう
でも、このシリーズが完結したところで
多分、半分も理解できないと思う
森の作りだした世界にたどりつくためにはどうすればいいのか
死ぬほど不安だ
一生理解できないに違いない
不安だ
でも、仕方ない
その不安と共に、明日も読書を続けよう
最後に
森博嗣が好きならば
最初のΦから読むべきです
純粋にミステリが好きな人には……ここまで来ると勧められないな
これ本音
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから」
目薬αで殺菌します DISINFECTANT α FOR THE EYES (講談社文庫)
- 作者: 森博嗣
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/12/14
- メディア: 文庫
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