さて、この物語は、ハッピーエンドなのか……
「オイアウエ漂流記」(115/144)
やっぱ、ただのサバイバル小説じゃないね
荻原の作品ならではの
この余韻を楽しめる悦びに感謝
無人島に流れ着いた10人と1匹
生きたい気持ちと
絶望と
信じられない程のお気楽極楽主義と
渾然一体となって読者に襲い掛かるものの
描写されるサバイバル・テクニックは
実にシビアで為になります
読みながら思うこと
人間って、強いんだか弱いんだか、わからない
その振れ幅が大きいほど
実は楽しく正しい生き方なのかな〜と
ま、波乱万丈マストですが
このサバイバルの行方は……
あなたは、どう感じますか??
ま、この暑い夏にバッチリ、ピッタリの作品です
休む余裕が無いならば
せめて本の中で
弾けようじゃありませんか!!
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから」
- 作者: 荻原浩
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2012/01/28
- メディア: 文庫
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