趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

妄想、最大限

「終業式」(57/144)  
 
 
すみません
今更、初姫野カオルコです
直木賞を取るまで
ついつい避けて通っていました
  
で、最初に読んだのが
かなり「変化球」の本作です
全て手紙(たまにFAX)のやり取りです
1970年代から90年代
まだEメールを個人で使うのは限られた人種だった時代です
 
高校時代の仲良し4人組から事はスタート
教室内の手紙回しなのか
交換日記なのか
下駄箱のラブレターかはわかりませんが
とにかく最初から大人になった最後まで
文章、手紙のやり取りのみが最後まで続きます
 
手紙と手紙の間に起こった事、事件は
全て想像するしかありません
それらの手紙も
単純な往復書簡ではなく
突然、新キャラが手紙を出すケースもあったりして
気が抜けません
 
また手紙ですので
書く人の思いのみで構成されるので
そこからその手紙の背後関係を見抜くという
推理的な要素もあって
ほんと、いっぱいいっぱい楽しめます
 
 
今後、姫野、一気読み、かもしれません
今まで未読、申し訳ありませんでした
  
 
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから



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