趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

全てに騙される

黒猫館の殺人」(60/144)  
 
 
今まで、どれだけの館を読んできたのだろうか
 
びっくり、2010年
暗黒、2008年
十角、2006年
迷路、時計、2003年
あら、水車、人形、読んでないかも……
確認しよ
 
で、黒猫
何が謎の核心なのかが
最後までわからないまま進むという
総体がミステリ 
犯人を暴くことが主目的でない
全編、伏線だらけ
小さな謎は普通に読んでいて解明できるのだが
その全ての謎が
何を指し示しているのか
それが分かった時、呆然となりました
   
とある人物の手記
それを描いた人物は記憶喪失になっている
手記の中では二名が殺されている
その場所は「黒猫館」
その手記の内容から
その人物の喪失された過去を
見つけることが出来ないのだろうか
鹿谷と江南は
黒猫館を目指すのであった
 
不思議な構造のミステリ
文章、全てがトリックです
そして最大の謎も
かなりイカしてます
流石、綾辻
 
 
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから



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