趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

この書き方、初体験でした

「警視庁情報館〜サイバージハード」(61/144)  
 
 
なんだ、この文体
もの凄い勢いで流れていく
それも主人公に都合の良い状況に
グイグイ引っ張られていく
そのに差し込まれていくサイバーテロや警察の情報
この情報の密度と
物語の直線性のギャップに飲み込まていく
 
ジェットコースター的小説とか
ヴィジュアル化前提の映像的小説とかあるけど
それらとは一線を画していると感じる
作者の濱のキャリアが影響しているのだろう
小説とシナリオと解説書のハイブリッド?
とにかく初体験
 
サイバー警察の現実、もしくは目指している未来がそこにある
こんな頼もしい警察が好きだ
最強の警察官、黒田のスーパーマンぶりが美しいぞ
こういうヒーロー、いたっていじゃないか
それにしても「ハム」の書き方は爽快!
通常、公安の悪の部分を強調する作品が多い中
ここまで公安の有り方を前向きに書いてくれていて
かなり嬉しいかも
  
こういう警察小説もありです
頑張れ、警視庁!
気合い入れてけ、公安!
 
 
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから




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