趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

本当のラスト・ミステリ

「邪馬台」(91/144) 
 
 
遺作だったとは
北森の……
 
お恥ずかしながら北森さんが逝ったこと、知りませんでした
本当に遅ればせながら、冥福をお祈りします
  
 
蓮丈那智シリーズの第四弾
今までは短編の連作モノ
凶笑面
触身仏
写楽・考
民俗学を解くと同時に事件を解明していく本シリーズ
ラスト・ミステリは日本最大の謎といっても良いでしょう
邪馬台国に挑みます
それも600頁超えの長編で
 
物語は鳥取の「消えた村」の話からスタート
そこに蓮丈の鋭い切り口
鉄の酒の切り口で邪馬台国の謎を解く
 
記紀の話や
神話の意味とか
そもそもの「歴史」の存在意義とか
もちろん、民俗学に纏わるの情報も満載
濃密な内容で頭脳はフル回転大喜び間違いなし
ヘビーな読書を堪能できます
 
それにしても
本当に惜しい
もっと読みたかったな蓮丈シリーズ
 
最後に
北森の遺志を継いだ浅野、GOODJOB過ぎる
有難う
 
 
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから


   
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