知って、売って

「太陽は動かない」(156/144)　
　
　
産業スパイもの
らしい
カッコよく言えば「情報商社」
下世話に言えば「やくざ」？？
　
情報で生死が分かれる
先に知る
先に行く、先に動く、先に処理する
　
テーマは「電力」です
石油から太陽光、そして宇宙発電へ
技術と共に動くマネー
　
アジアを舞台に
巨大企業、政治家をまきこんで
金の亡者が駆け抜ける
そこに寄生するのか
それとも影の支配者なのか
知ることを武器に暗躍するAN通信
情報を敵味方関係なく
自分たちにメリットが大きい方に売る
ひどい奴ら
でも、それが現実なのかな
　
本作、地味な情報戦だけではなく
派手なアクションも存分に盛り込まれています
スタジアム爆破とか
かなり良い感じ
　
さらにミステリアスな設定
体内に爆薬が埋め込まれていて
連絡がとれなくなった瞬間に爆破される？
車いすのボス？
毎回、同じ名前を継ぐの？
　
シリーズ第一弾とのこと
この先、どんな展開を見せてくれるのか
吉田が書くからには
まあ、普通では収まらないでしょう
楽しみ、楽しみ
　
　
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから
　
　
※はてな年間100冊読書クラブ
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