湊節炸裂
「Nのために」(162/144)
いつも通りの湊スタイル
で、純愛
4人のNの語り
杉下は女
安藤は杉下の友達
成瀬は杉下の幼馴染
西崎は杉下と同じアパートに住み小説家志望
表の語りと
裏の語り
その4人に多大なる影響を与えた
いや
もしかしたら、この4人に翻弄されたのかもしれない野口夫妻
この二人の死の真相は
そっか、純愛だったのか……
湊の場合、湊スタイルで来ると読者も想定しているから
その思いを利用したトリックを仕掛けられる
折原の叙述と一緒
読む前から作者との駆け引きが始まっている
そこに純愛を差し込むとは
やるな、湊!
テレビドラマもスタートする
ドラマは原作よりも「昔」に比重が置かれているらしい
原作のオトナの企みの部分は映像化では描き出せないだろうから
少年少女時代のピュアで複雑な感情にスポットをあてる作戦は
Good Jobかも
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから
※はてな年間100冊読書クラブ
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