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趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

憤死

「憤死」(81/144)  

 

 

憤死、って言葉

素敵だと思った

凄い色々な事を想像させてくれる巨大なパワーがある

 

で、短編集の中の一作品が「憤死」というタイトルです

その他にもチョット怖い

イカした作品が3つあります

 

おとな

トイレの懺悔室

人生ゲーム

 

どれも絶妙な按配のスリラーに仕上がっていますが

やはり、今回は、この憤死という単語に敬意を表して

「憤死」という短編の感想を述べたいと思います

 

本作品の中では唯一笑えるスリラーです

簡単にまとめると

・小学、中学と打算で友達関係を結んでいた

・性格的にはサイテーの女が

・自殺未遂をしたらしく

・「興味本位」で

・お見舞いに行って

・なぜか心穏やかになる

話です

え、どこがスリラー?って感じの物語ですが

主人公と女の心理戦は

振り返ると、ゾゾっときます……

でも、やっぱ笑える

女の自殺する時の気持ちはサイコーです

ま、彼女の場合は自殺じゃないんですよね

周囲からみたら

自殺という事象で処理するしかないだけで

そのおさえきれない思いが

実に、実に、絶妙に描かれています

でもでも、これで笑っている自分が「スリラー」なのかも

それにしても

この話を「憤死」というテーマで締めくくる綿矢のセンスに圧倒されます

彼女は、どこを見て生きているんでしょうか

その視線を少しでも共有したい

これからも、もっともっと読んでいきたい作家です

 

 

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