今度、誰か一緒にボクシング、観に行きませんか?
「空の拳・上」(39/144)
「空の拳・下」(40/144)
主人公は出版社勤務、文芸志望のヘタレ男、空也
学生時代は読書ですべての経験をこなす「超非リア充」
酔うとなぜかオネエ言葉
そんな男が
ボクシング雑誌に転属になった
そして
ひょんなきっかけから
自分が担当するジムに、自ら通うことに
町中の弱小ジム
そこに突如現れた「スター候補ボクサー」立花
彼を取材しつつ
どんどんボクシングの世界にのめり込んでいく空也
文字と格闘技
一見、真逆な要素が完全にシンクロ
美しい
人と人との戦いが
ここまで美しく描かれているなんて
感動
震えますよ、読んでいて
立花の他にも
ボクシングのの世界に引き寄せられていく若者や
それをとりまく人たちが
実にやさしく書かれています
で、後楽園ホール
行きたくなります
この世界を
リアルに感じたくなります
完全に文字に動かされている自分
読書の醍醐味、ここにあり
(20141021-20151020.165/144)
(20131021-20141020.164/144)
(20121021-20131020.161/144)
(20111021-20121020.166/144)
(20101021-20111020.159/144)
(20091021-20101020.150/122)
(20081021-20091020.139/122)
(20071021-20081020.134/122)
(20061021-20071020.133/122)
(20051021-20061020.128/108)