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趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

…この衝撃、何だろ

「ことり」(63/144)     

 

 

ことりの小父さんの物語

傍から見たら何もない人生

何もなさ過ぎて

逆に空恐ろしい人生の物語です

 

でも、ことりの小父さんとしては

様々なドラマがあり、思いがあって生きているのです

 

久しぶりに打たれました…

この人生を

圧倒的にバカにする自分と

盲目的に憧れる自分がいる

という衝撃

 

この自分って、一体、何なんだろう

どっちの自分が本当なのか?

両極の思いを抱いてしまう自分は崩壊してしるのではないか?

いや、衝撃でした

 

子供のころ

ことりの小父さんの兄が、突如、日本語を話せなくなります

でも、ことりの小父さんだけは

弟の話すことが理解できるのです

この設定が投げかける人間の「闇」の深さに

まずは怖くなりました

相手を理解するという行為には

殆どの場合、言葉が必要で

その言葉によって

その人の価値は決められてしまう

理解を放棄されたら

人は、実質的に死ぬのですね

 

ことりの小父さんの周りには

ことりの小父さんに対して

好意を持つ人

理解を示す人

無視する人

嫌悪感を表す人

適当にあしらう人

様々な人たちが登場します

ことりの小父さんはコミュニケーションが下手です

下手というより、嫌いなのかもしれません

そのことが

どれだけ、この社会を生きにくくしているのか

ほんの僅かなチャンス、光を逃したら

一生、暗闇の中にいるしかない

この怖さ

 

ほんわか、のんびりに隠された何か

いや、凄い

素晴らしい作品でした

 

  

  

 

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