意見が分かれるね

「仮面同窓会」(154/144)     

ネタバレになっちゃうな

これ、何を書いても

最初に提示される物語の構図は

・久しぶりの同窓会

・ヤンチャ四人組が当時のムカついていた先生に仕返しを計画する

・仕返しをする（拉致して軽く暴力）

・次の日、その先生が殺されていたことをニュースで知る…

仕返しの計画は４人しか知らないはず

殺したのは友達？

それとも、それ以外の人？

という流れで結末に向かっていくのですが

このラストに関して

意見が分かれると思います

良い悪いではなくて

今まで雫井脩介を読んでるかとか

読書量の差とか

ミステリに対する趣味の違いとかで

賛否両論、あるのかな

初心者には

ちょっと厳しいかも

ミステリ多読者でも

これじゃ物足りないって思う人もいるでしょう

でも、ラストシーンの「残酷さ」は

なかなか凄いと思います

血が凍るというか

人間を信じられなくなるというか

度重なるどんでん返しが

すべてカワイく思えちゃうような感じですよ

文庫412ページ

この４行の後味の悪さ

ぜひ、楽しんでほしいです

※もう一つの趣味は「ランニング」ですから

※はてな年間100冊読書クラブ

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