趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

文字にした瞬間、ネタバレなのです

「神様が降りてくる」(19/144)    

 

 

白川道、最後の作品

ご冥福をお祈りします

 

沖縄を舞台にしたクライム・ミステリです

自分の実の父を「追いかける」女性と

その彼女に付き添う作家の物語

以下、ネタバレです

ま、これだけで、そういう話か想像つくかもしれませんが…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ど〜〜〜うせ(という単語しか思いつかないので使いますが)悲しい結末だろう

と思って読み始めるわけですよ

白川作品ですから

 

ムショ暮らしの経験がある作家

その作家に突如女性(もちろん美人ですよ)から問い合わせが

あってみたら

ムショで一緒だったアメリカ人の実の娘だった

 

ここから、どういう悲劇が始まるのか

そもそも、その娘は嘘をついているのでは

作家はそれを知りつつ惹かれていくのか…

 

とか思ったら

嘘でもなく、普通に婚約も

女性の母親にも会ってしまいます

 

もちろん、同時進行で

娘の父が残した謎のメッセージの解明は進展していきます

そこで新聞社の人との思いがけない出会いにより

一気に事実が

でも、そこで新聞社の人が悪玉、「犯人」なのか…

 

とか思ったら

本当にいい人で

戦後の沖縄の闇社会と政治家の癒着が暴かれたりします

 

え、もしかして

これ

ハッピーエンドなの…

いや、まさか

白川だし

でも最後の作品だから、違うのかな

 

大丈夫です

壮絶な悲しみが、ありますから

 

って、全然、大丈夫じゃないですね、それ

 

 

 

 

 

もう一つの趣味は「ランニング」ですから

はてな年間100冊読書クラブ

 

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