嘘でも、偽善でもいいから、前を、見ようよ
「ブルータワー」(27/122)
石田衣良の作品は、
とてつもなく、前向きである。
それを、
拒絶する読者も多いと思いますが、
ですが、僕は、素直に受け止めるタイプの読者です。
IWGP精神とでもいうのでしょうか。
その、MAXにポジティブな気持ちを、
感じることが、
読書の、楽しみの一つだと思ってるんで。
SFです。
今と200年先をタイムトラベリングする男の物語です。
自分の死と他人の死を、
時を越えて体感する主人公の奇跡の物語。
彼は、最終的に、人類を救います。
そう、そこがフィクションでありファンタジーであり。
解説にもありましたが、
本作品、911テロに対する意思表明です。
テロをする立場と、
テロを受ける立場の差異って、
何?
その問題に、
真っ向から前向きに立ち向かう姿を、
あなたは、
滑稽と思いますか?
それとも、真摯に受けとめますか?
僕は、後者でありたい。
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから」
- 作者: 石田衣良
- 出版社/メーカー: 徳間書店
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- メディア: 文庫
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