趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

ガンダムは問い続ける

ラプラスの亡霊」(134/122) 
 

福井ガンダム、五つ目。
折り返し地点。
 
登場人物が、
皆、自分とは何かを振り返る。
そして、ユニコーンも、大気圏を越えるのか?
 
本作品、シリーズ内で一番地味に違いない。
モビルスーツでの戦闘シーンも少ない。
が、しかし、
一番、軍人としての生き様が描かれているのでは。
まさに、福井の真骨頂。
バナージの「お目付け役」となったダグザの、
言葉一つ一つに、
行動する、その魂に、
戦うこと、そして、最終的には人を殺すことを生業とする、
軍人という存在の意味を知るのです。
 
ユニコーンから降りるダグザ。
このシーンを読んだ時の感情。
軍人ではない自分に、完全に理解できるわけもないが、
僅かでも共感できる余地があるのではないか、
と信じたい。
どちらかといえば、信じてるのかも。
 
ガンダムが日本人に、全人類に訴えかけるテーマは何だ。
戦争を無くすことが出来ない人に対する虚無感と、
それでも生きていくしなかい人類に対する希望なのだろうか。
 
昨日は911
まだまだ、だな。
 
  
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから

はてな年間100冊読書クラブ
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