食べ、たい
「ダイナー」(55/144)
あのメルカトルから個人的には4年
また読んじゃいました……
この圧倒的な残酷さ
人がどうしてこんなことを考えられるのか?
この圧倒的なイマジネーション(というかイマジネーションであって欲しい……)
この恐怖から逃げたいがために
ページをめくる矛盾
止まらない
そこに今回は
最上級の食事が絡んでくる
そのは「殺し屋」専用のダイナー
尋常じゃない方向で殺す方々のみが集うダイナー
非道の限りを尽くした男、女がやってくる
狂ってる……
その狂気の中で出される食事の描写が美味しすぎる
この世に、こんなに美味しいものが存在するのか……
と唖然となるくらいに
美味しく書かれている
人の命なんてゴミ、屑以下と切り捨てる先にある至高の「食」
あまりにも残酷すぎて
でも、あまりにも人として正しすぎて
読書しながら、頭は高速回転、興奮状態、ヤバいぜよ
心臓の弱い人にはオススメしませんが
読んでみる価値あり
この平山ワールド、ちょっと体験してみませんか?
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから」
- 作者: 平山夢明
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