きたっ、本格的社会派警察小説!だけど……
「震える牛」(101/144)
とある強盗殺人事件の
真相を探究するベテラン刑事
そこに様々な社会問題がクロスする
シャッター商店街
グローバル化
デフレ
食の安全
天下り
そう、資本主義だから
だって、民主主義だから
でも法治国家としての誇りは?
どのラインまで
我々愚民は行ってしまうのか
そもそも
誰がラインを引ける資格を持っているのだろうか?
警察小説として
本当に興奮できる内容です
一気読みです
地道な捜査が点と点をつなぎ
その先の面が見えてくるエクスタシー
たまりません!
これぞ、デカの仕事!!
がしかし、そこに絡んでくる「食物」の実態を知ると
その興奮は、冷たい絶望に代わっていくのです……
残念ながら、もう、戻れません
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから」
- 作者: 相場英雄
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2013/05/08
- メディア: 文庫
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