不気味
「微笑む人」(13/144)
なぜ、殺人事件があると
人は「動機」を知りたがるのだろうか
殺人者の気持ちを知って
何の得があるのか
敢えて、理由を述べるならば
殺人という
自分とは遠い世界の不気味な出来事を
理性で処理して
やっぱり、自分とは遠いんだ
と納得するため
かな
不気味は不気味であると
本作品の殺人の動機は
実に理に適っているが不気味である
この不気味さを
主人公のノンフィクションライターが
様々な人への取材を通して
不気味の正体を探していくのだが
一向に見えてこない
なぜ
人を殺すのか?
しかし、最後に
この「なぜ」を知っている人物にたどり着く
ところが…
ミステリとして成立しているとは言えないけど
ミステリアスな気持ちに
させてくれます
そして
この不気味、受け止められますか…
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