痛く、渋く、厳しく、でも完璧なミステリ
「教場」(51/144)
舞台は警察学校
警察官を送り出す場所
人を拘束しても法的に許されることのある数少ない職業
その学校
その学校の生徒たちと
彼ら、彼女らを完全に見守る教官、風間
学校なので
教官と生徒との立ち位置は明確だが
それぞれ立派なオトナです
そのオトナたちのドラマは刺激的です
異世界です
六編
六人の生徒と風間の戦い?絆?
痺れます
僕のオススメはラストの「背水」かな
男と男の勝負です
それも相互理解があってのバトルです
こういう構図、憧れちゃいます
他にも
裏切り、嫉妬、誤解、絶望、制裁、希望
様々な人間ドラマが
警察学校という、ある種の異次元空間で展開されます
完璧なミステリという強固な土台の上で
何を感じるのか
必読かと
(20141021-20151020.165/144)
(20131021-20141020.164/144)
(20121021-20131020.161/144)
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(20091021-20101020.150/122)
(20081021-20091020.139/122)
(20071021-20081020.134/122)
(20061021-20071020.133/122)
(20051021-20061020.128/108)