村田沙耶香
「殺人出産」(74/144) 小説というのは 設定だけで成立するという 良い例だと思います 設定が 勝手に登場人物を生み出し その人物たちが 自然と物語を作り始めるのです 凄い 感動的 「10人産んだら、1人殺せる」という殺人出産システム これで社会が成立して…
「タダイマトビラ」(6/144) この切り口にはビックリ 衝撃、走りすぎです 「カゾクヨナニー」 エロじゃないオナニー 通常に描かれる家族像とは あまりにもかけ離れた家族で生きる 主人公の少女が 家族欲を満たすために行う 自らを自らで満足させる行為のネー…
「しろいろの街の、その骨の体温の」(152/144) 祝、芥川賞 初読です 小学校、中学校の話は 本当に重い そこに 女性からの不気味=純粋な性欲が絡む本作品は 衝撃的… スクールカーストの中 息苦しい毎日 そこから逃げるための性欲とは少し違う 彼女的には 彼…