裏切る事を楽しめるカラダとココロ
「生誕祭・下」(92/108)
バブルは弾けるわけです。
そこまでの緊張感。
人の命とか、どーーーーでもいい感じ。
お金も、ハッキリいって、二の次かな。
ドラッグ、セックス、やくざ、高級マンション。
あまり熱くない。
一番大事なのは「裏切る」こと。
裏切って、裏切られて。
その快感を求めていたのが、バブルなのでは?
馳星周の描く登場人物たち。
デフォルメされているようで、思わず等身大。
絶対に同情は出来ないけど、共感できる。
あ、堤君、今37歳。
会いたいな。
※はてな年間100冊読書クラブ
※妄想キャスティング
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