あらためて、お帰りなさいっ!
「大統領特赦・下」(63/122)
綺麗にまとめるじゃない。
さすがベストセラー作家ですよね。
グリシャム、巧みです。
上巻の静けさは、当然のように瓦解。
一気にワシントンD.C.まで駆け抜けていきます。
法律のテクニック以外での戦い方がガンガン出てきます。
多少、アメリカンな大雑把な展開は愛嬌ってことで、
素直に楽しめる、エンタテインメント作品です。
今後のジョン・グリシャムは全盛期クランシーを継ぐ人になるのか!?
※僕にとっての全盛期は「恐怖の総和」です(笑)
次回作が非常に楽しみ。
カウンターで地味ぃーで渋ぃーい田舎弁護士モノとかも読みたいけど。
で、以下、ちょっとネタバレです。
その前に、やっぱり一言。
やっぱ新潮文庫じゃなきゃね!
最後は父と子なんですね。
ファミリー、そこがポイント。
もしかしたら息子が裏切る?とかも思ったけど…
やっぱり、絆でした。アメリカンの王道なり。
続編、あるでしょ。
サミー・ティンが許すわけないっしょ。
あー怖い怖い。
※はてな年間100冊読書クラブ(2005-2006.128/108)
※妄想キャスティング
http://mixi.jp/view_community.pl?id=424676
- 作者: ジョングリシャム,John Grisham,白石朗
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2007/02
- メディア: 文庫
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