ジェフリー、あなたはどれだけ読者を楽しませれば気がすむのか?
「12番目のカード・上」(54/122)
「12番目のカード・下」(55/122)
で、間違いなく、
翻訳の池田真紀子にも同じ事を問いたい気持ちです。
二人に感謝。
リンカーン・ライムの物語も6作目。
加速度は増すばかりかと。
ハーレムの「冴えない」16歳の少女が狙われる。
なぜ?
その少女を狙う「殺し屋」はパーフェクト。
どうして?
その謎に向かって突き進むのは、
ライムとサックス。
御馴染みの現場検証のシーンは、
知己に富み、好奇心をフルに活性化してくれます。
いやはや、もう、展開のスピードは、
緩急がつけてあるだけに、物凄い。
決して、一気に進むわけでもなく、
絶妙なポイントで怒涛のように畳み掛けてくる。
で、以下、チョットだけネタばれしちゃいます。
とりあえず、こんなにワクワクする読書に感謝。
で、もう一人の殺人者と思ってた人が、
え〜〜〜〜って感じの正体だった時に感じました。
ジェフリー、凄すぎる。
で、その親子の関係が、
まさかの殺し屋によって修復されるという流れを知ったときに思いました。
あと、どれだけ、ジェフリーの作品を読むことが出来るのだろうか。
そして、ラストで、まさかの弁護士の活躍。
更に、
リンカーンとアメリアが次のステップに踏み出すという流れ。
そうさ、手は、指は動くのさ!
この絶望の向こうにある微かな希望。
ここまで書くか。
ならば、読むしかないだろ!
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから」
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