ロリコン
「女王様と私」(63/122)
こんなにリアル(で笑える≠嘲笑)なロリコン描写、
初めてです。
で、狂いっぷりも、最高です。
それに歌野晶午マジックが融合してるんだから、
面白くないはずが無い!
歌野モノなんで、何を書いてもネタバレになりそうなんで、
やめときますが、
ロリコンとフィギュアとの妄想の会話で、
物語が進んでいくあたりは秀逸。
ロリコンと女王様たる小学生との絡みも有り得なさ加減が最高。
そしてサスペンスとしてもクール。
主人公「女王様」の友達が殺される。
それが連続殺人に発展していく。
物語を大きく振りかざしながら結末まで疾走する。
ま、読んでください。
当然ながら、オチは冴えてますよ。
ある程度、予想はつくかもしれないけれど、
そこに持っていく手法がスマートですから。
やるな、歌野!
以上。
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから」
- 作者: 歌野晶午
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