暗殺とは犯罪か
「カストロ謀殺指令・上」(107/122)
「カストロ謀殺指令・下」(108/122)
キューバ事変。
カストロ暗殺未遂。
史実をデイヴィッド・L.ロビンズが第一級のエンタテインメントに。
いったい、どこまでが現実なのか?
読者の頭脳は歴史の迷宮の中でスパークする。
結論は史実なので読む前から分かっていますが、
そこにたどり着くまでに、「えっ!こんなことが・・・」って事件が繰り広げられます。
これ、本当はノンフィクションなんじゃないの〜
とにかく、知的好奇心、全開、間違いなし。
暗殺とは犯罪なのか?
戦争と暗殺、何が違うのか?
犠牲者の数だけを比較すれば、
暗殺で問題が処理できるならば、戦争よりも「スマート」な解決方法ですよね。
戦争には宣戦布告がつきもののように、
暗殺にも作戦開始宣言、とかすればよいのかなぁ。
でも、それじゃ「暗」じゃないから、
結局、戦争と同じか。。。
人が一人死ぬだけで、
歴史は変わるのか?
そんな事も考えさせてくれる知的エンタテインメントです。
キューバの空に妄想の翼をはばたかせつつ、
是非、お試しあれ。
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから」
- 作者: デイヴィッド・L.ロビンズ,村上和久
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2010/04/24
- メディア: 文庫
- クリック: 3回
- この商品を含むブログ (3件) を見る
- 作者: デイヴィッド・L.ロビンズ,村上和久
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2010/04/24
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (3件) を見る
(20081021-20091020.139/122)
(20071021-20081020.134/122)
(20061021-20071020.133/122)
(20051021-20061020.128/108)