趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

エロい。が、

「夜の桃」(46/144)
 
 
三鬼の
 
 中年や遠くみのれる夜の桃
 
から始まった。
とにかくエロい。
朝から地下鉄の中で、エロい。
夜、ビールを飲みながら、エロい。
とんこつラーメンを食べながらでも、エロい。
 
といっても、エロ小説ではありません。
でも恋愛小説でもないと思います。
なんでしょうか。
生きることの意味を、エロという側面から描いているんですけど。
 
主人公・雅人。中年だけど、ビジネスも大成功、ルックスもそれなりの男。
家は外苑前の5億。
さらに、美人妻に、理解のある美人愛人。
友達4人で六本木にバーまで持っていたりする。
問題があまりにも無いのが問題の男は性交が大好きである。
性交のために生きている、といっても過言ではない。
その姿は潔い。
でも、そう思うのは男性だけか???
 
そこに登場する第三の女。。。
  
それにしても、SEXシーンの描写、いいです。
凄く気持ちよい。
下世話だし、綺麗だし、なんか羨ましい。
 
人は、やっぱ、一人じゃダメなんだね。
つながる手段は色々あって、
それぞれ、個々人んで取捨選択すればいいんだけど、
やっぱ、肌と肌がいいね。
  
    
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから

夜の桃 (新潮文庫)

夜の桃 (新潮文庫)

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