過剰な言葉に負けない読書
「ゼロの王国・上」(21/144)
「ゼロの王国・下」(22/144)
度肝を抜かれる
そんな愛の物語
なんだ、この物語は!?
この圧倒的で膨大な言葉の応酬
最初の電車のシーン
シリアスな話なのか、コメディなのか、わからない
この主人公、吉田青年は何だ!?
解説にて
本作品はドストエフスキー「白痴」にリンクしているとのこと
露文テイスト、納得
でも、こんな小説、読んだことない
そんな衝撃が徐々に薄れていくというか
衝撃に「慣れる」というか
なんだろう
この文庫700頁に及ぶ言葉を
真正面から
受け止める楽しさ、面白さ
負けない読書
鹿島田に屈服するもよし
鹿島田に反旗を翻すもよし
で、愛の物語なのか?
生きる意味の物語なのか?
単純なピュアラブストーリーなのか?
いやあ、刺激された
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから」
- 作者: 鹿島田真希
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