表紙に、だまされていました……
「珈琲店タレーランの事件簿〜また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を」(20/144)
ラノベっぽいというか
コミック系というか
アニメチックというか……
文庫の表紙の「イラスト」のせいで
読むのを控えていました
でもでも、ホント〜に様々な書店でプッシュされているので
読むべきかな〜と思い、読みました
で、読むべきでした
面白かった
いや、面白かった
表紙で躊躇している皆さん、今すぐに!!!
珈琲の蘊蓄も非常に作品に深みをもたらしていて
ミステリの切れも渋くてGOOD
解説でも力説されているようにキャラ設定も良い
表紙から想像されるような「単純馬鹿」系な設定ではありません
本格的です
キャラ設定自体がトリックに絡むあたりも
巧い、巧すぎる
この手の手法(=安楽椅子探偵スタイル)が増えてきていますが
これは間違いないです
ささやかなどんでん返し、素敵です
マーケティング上、あの表紙にしたのだろう
これからは表紙に騙されないようにしなくては……
でも、なんか、普通がいいな〜
ど〜も信用出来なくて
ま、読者も本を選ぶ目を養えってことだね
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから」
珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
- 作者: 岡崎琢磨
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2012/08/04
- メディア: 文庫
- 購入: 2人 クリック: 234回
- この商品を含むブログ (63件) を見る
(20111021-20121120.166/144)
(20101021-20101120.159/144)
(20091021-20101020.150/122)
(20081021-20091020.139/122)
(20071021-20081020.134/122)
(20061021-20071020.133/122)
(20051021-20061020.128/108)