想像以上にミステリしてる
「石の繭」(147/144)
また新しい警察小説シリーズに出会いました
主人公は身長154センチ未満(?)の女性刑事・如月塔子
駆け出しの女性刑事、という設定は
よくあるな〜
父親が元警官か
なるほどね〜
いつも通り、男性社会の中でもがき苦しむ姿が描かれているのか
まあ、読んでみるか〜
とか、軽〜く思いつつ読み進めていくと
いつの間にか作品の様相は
ダークな方向に
ディープなミステリに変化していく
そして
主人公が女性刑事でなければ成立しない
ミステリとして構築されていたことに
最終的には気付くのである
で、この作品で特筆すべき点は
連続殺人で
多分、最後になるであろう殺人の仕掛けで
この技を繰り出すとは……
これだけミステリ読んでるけど
逆に、たくさん読んでいるからこそ
この「設定」には……
やられました
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから」
- 作者: 麻見和史
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/05/15
- メディア: 文庫
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