衝撃衝撃衝撃衝撃衝撃衝撃……
「さらば雑司ヶ谷」(148/144)
や……
な……
言葉が続きませんね……
この面白さ、何なんだ……
よくある犯罪ヴァイオレンス小説の流れ……
とか思って読んでいると
完全にブチのめされますよ
解説の町山智浩の言葉が的確
どこまで本気なのか、
シリアスか洒落なのか分からない
ハチャメチャさなのだ。
ハチャメチャの中に
これでもか〜〜っ!とばかりに仕込まれた
ありとあらゆる引用・オマージュ・パスティーシュの圧倒的な波状攻撃
話しの本筋から揺さぶり落とされそうになりながら
エロと暴力が疾走する
嘘で構築された「雑司ヶ谷」というクリミナルワンダーランドが
思いがけない引用により
たまに急激に現実に引き戻される違和感
この快感
初体験
こういう手法の小説にファーストコンタクト
いや、面白い
この作風だから好き・嫌いはあるかと思うけど
タモリが好きな人ならば
きっと、この世界、分かってもらえるかと
超オススメ
ちなみに、個人的にはオザケンの件がツボでしたが
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから」
- 作者: 樋口毅宏
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2012/01/28
- メディア: 文庫
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