趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

天才は呆気なく散る

「見えない復讐」(159/144)
 
 
すみません
タイトル時点でネタバレなんですが……
 
文庫帯に書いてあるとおり
 
 極限の推理劇
 
偶然にも同じ志を持っていた男が二人
出会ってしまった物語
天才二人の「深読み」対決です
 
本当は対決と言う関係では無く
もっと微妙な関係なのですが
最後は
実に呆気なく
一人の物語は終結します
もう一人の物語も
きっと、予想外の呆気なさで進行したことでしょう
嫌みのない天才たちは
これだから困るんだなぁ(笑)
 
で、実は、解説で「連作短編集」と言及されていなかったら
普通の長編としか認識出来ませんでした
なんか、石持に完全に騙された感じ
 
心地よいです
パーフェクトな推理小説、是非
 
    
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから

見えない復讐 (角川文庫)

見えない復讐 (角川文庫)

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