趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

正直、この気持ちに共感するのは難しいです

「ポリティコン・上」(77/144)  
「ポリティコン・下」(78/144) 
  
 
桐野が抉り出す
人間の汚い部分を読んで
読者は何を思うのだろうかと
改めて不思議に思ってしまった 
とりあえず僕は何を思ったのか?
 
う〜む
何だろう……
分かりました
 
作品の中に浮かび上がる
理解することの出来ない人生観や世界観
共感出来ない人生観や世界観
真っ向から否定したくなる人生観や世界観
それに触れることが
読書の大きな役割の一つなんだ
と思いました
 
本作品
東北の理想郷を舞台に巻き起こる
支配欲、性欲、エゴ、諦観、絶望、愛欲
そこに差し込まれる
北朝鮮というアイテム
読んでいて、愉快な気持ちにはなりませんが
この苦味、渋み
オトナの読書です 
 
今の自分の生の目的は何か
もっといい加減な指標でも良いのかもって
ふと思いました
 
いや〜良い読書しました
多謝
 
 
  
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから



  
はてな年間100冊読書クラブ
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