2018-02-25から1日間の記事一覧
「怪盗グリフィン対ラトウィッジ機関」(39/144) あまりにも嘘が多すぎて 小さな嘘が(逆に巨大な嘘の場合もアリ) 本当に思えてくる そんなミステリ&SF もう嘘から嘘の積み重ね 重要なファクターである「シュレーディンガーの猫」は どうも法月の嘘ではない…
「九年前の祈り」(38/144) 小野正嗣、初読 芥川賞です うむ、登場人物、誰にも感情移入出来ないよな 同時に 誰にもネガティブな気持ちにもなれない なんだ、これ って感じの読書 この感情 限りなく無感情に近いけど 全く無では無い微妙なざわめき… 不思議 外…
「宰相A」(37/144) 実質的にUSAに占領された日本の話です 田中が書くので 普通のSFではありません とっても「めんどくさい」SFとなってます 小説のネタが切れた主人公の作家Tが 何かを求めて 母の墓参りに向かう電車が着いた先が この「新しい」日本だった …
「雪冤」(36/144) 実は 非常~によくある結末なんだけど、これが この経過を経て まさか、こんな当たり前の「事実」だったなんて これだからミステリは面白い 同じ事象でも主体を変えれば物語は一変するし 本作品のように 言われれば、その通りの「事実」な…