乃南化!?

「ドルチェ」(115/144)　
　
　
久しぶりに誉田
一年以上経ってる
最近、正直、多作すぎて
逆になかなか手が出なかった
帯みたり書店の「オシ文句」見たりしながら
これならば、久しぶりに……
と思って読んでみた
　
あら、乃南アサっぽい
これがリアルな感想
今まで僕が勝手にイメージしていた誉田警察小説とはちょっと違う
42歳、独身、女性、強行犯係
でも練馬署、つまり所轄
魚住久江
6つの「小さな」事件の短編連作集
とは言っても人、死んでますが
　
被害者と加害者の心理に踏み込んでいく感じ
その絶妙な魚住の足取りが刑事魂を感じさせる
でも、時には
超えてはいけないラインを乗り超えて
切り込んでしまうところが本作品の魅力
ちょっとドキっとするが
爽快感も、チョビッとある
その辺が乃南テイストかと
ま、独断と偏見ですが
　
とはいえ誉田のことだから
次回作、次次回作、もう少し先かな
きっと、とんでもない事件に巻き込まれるのだろう
多分、所轄にいながらの
　
本作のテイストがテレビの連続ドラマ的な立ち位置で
とんでもない奴が「THE MOVIE」的なポジションを占めるのだろう
ここまで露骨なアプローチは気持ちが良い!!
　
で、演じる女優は？
ここで予言する
　　
　菅野美穂
　
当たったら何かください（笑）
　
　
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから」

　　　　　
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