誘拐する人、される人……ある意味、ファンタジー
「一千兆円の身代金」(60/144)
何を書いてもネタバレですね
日本の「財政赤字」に対する強烈なメッセージ小説
そのメッセージを
誘拐事件というフィクションに織り交ぜて
豪速球で投げつけてきます
素直に受け止める、勇気、ありますか?
以下、ネタバレ
まあ、狂言誘拐なんです
ありがちといえば、ありがち
設定も、ご都合主義と言ってしまえばそうなんです
一般人のブログがここまで急速に拡大するか?
このタイミングで病気か?
ここまで賢い小学生がいるのか?
強制堕胎か…
でも、
最後の最後
ホントの主人公、誘拐された少年のとった行動
このファンタジーのために
この小説はあるんです
ミステリじゃない
これは憂国のファンタジーなんです
この夢の世界が終わった時
本作を読了したとき
文庫を閉じて
次に何が見えてくるのか
まずは読んで、確かめてみましょう
※はてな年間100冊読書クラブ
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