趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

地味な風景の中に

風葬」(51/144)   

 

釧路の書道教室を継いだ女性が主人公

認知症の母が

呟いた一言から物語は始まる

 

そこから

対ロシア密輸の問題や

自分の出生の秘密

教え子の自殺

想像以上に

ドラマチックな展開が待っている

 

がしかし

オホーツクの景色が

感情の昂りを抑えてくれる

 

実は

どこにでもドラマはあるのだけど

何となく

日常の中で潰されていく

無かったことになっていく

それが

生きていく上での「勝利の法則」と言わんばかりに

 

桜木の初期の作品です

読むたびに

北海道行きたくなってきます

涙香岬か

何もなさそうだね

 

 

  

 

もう一つの趣味は「ランニング」ですから

はてな年間100冊読書クラブ

 

(20151021-20161020.166/144)

(20141021-20151020.165/144)

(20131021-20141020.164/144)

(20121021-20131020.161/144)

(20111021-20121020.166/144) 

(20101021-20111020.159/144)

(20091021-20101020.150/122)

(20081021-20091020.139/122)

(20071021-20081020.134/122)

(20061021-20071020.133/122)

(20051021-20061020.128/108) 

米国の暗部

「汚染訴訟・上」(49/144)    

「汚染訴訟・下」(50/144)   

 

え、石炭

こんなに大きな問題だったなんて、米国で

初めて知りました

そして

弁護士という職業も

米国の大きな問題であることも

 

毎回、同じことを書いてますが

これは

グリシャムでなくては書けないと思います

この「歯切れの悪さ」

普通の作家には許されない

というか

普通の作家には、ここで止める勇気はないでしょう

 

リーマンショックの影響で

一流法律事務所を事実上クビになった主人公、サマンサ

ニューヨークから

ど田舎、山の中へ止む無く移動

 

そこで出会った数々の小さな問題

そして

強大な石炭会社を相手にした米国の暗部に対峙するのです

 

サマンサの弁護士として、イコール人間としての成長が

本作品の軸ですが

それ以外にも楽しめる要素満載です

もちろん、半ばでも「どんでん返し」はビックリ

え、ここで…

大ネタを早々にリリースする余裕

やっぱ、グリシャム、格が違いますね

 

  

 

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