心地よいミステリー、読みませんか?
「翳りゆく夏」(15/122)
素晴らしいミステリーです。
王道。迷い無し。
20年前の事件を、今改めて検証する。
それも誘拐事件。
淡々と進んでいくストーリーに引きずり込まれます。
ホント読んでいて楽しい、小説です。
登場人物の絶妙なキャラ立ちにも感服。
過剰ではなく、適切な筆加減。赤井三尋、テクニシャンですよね。
解説に書いてあった「リアリティ」。
うん、本当のリアリティではなく、小説でのリアリティ。
そこが心地よいのでしょう。
ちょっと、読んでみてくださいよぉ。
オススメです。
※はてな年間100冊読書クラブ(2005-2006.128/108)
※妄想キャスティング
http://mixi.jp/view_community.pl?id=424676
- 作者: 赤井三尋
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/08/12
- メディア: 文庫
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