この結末、ハード。。。
「カディスの赤い星・下」(72/122)
おお、夜明けの一気読み、して良かった。
この結末に、放心。
逢坂剛の実質的処女作だったんですね。
荒削りで、多少強引な展開に、正直、途中不安にもなりましたが、
この結末に、納得。
やっぱり、直木賞です。
舞台はスペインに移り、
主人公・漆田はよりハードでアクティブな動きをしていきます。
素晴らしい行動力。適切な判断力。そしてバイオレンス。
普通な男から、特別な男に、彼の地で変貌します。
で、あらゆる事件、事柄に一本の筋が見えた時・・・
久しぶりに、衝撃でした。
ただの、大ドンデン返しではありませんでした。
もう、ネタバレになるんで、何も書きません。
とにかく、読んでみましょう。
なにかと疲れている男子には、ピリっと効きますよ、きっと。
※はてな年間100冊読書クラブ(2005-2006.128/108)
※妄想キャスティング
http://mixi.jp/view_community.pl?id=424676
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