酒の飲み方
「ロング・グッドバイ」(78/122)
LongじゃなくWrongです。
で、久しぶりに日本語のハードボイルド、読みました。
2000年、横須賀。
物語の発端は太平洋戦争、そしてベトナム戦争。
飲み屋での「素敵」な出会いから、
深く暗く重い事件に巻き込まれる刑事(だった?)二村氏。
世界的バイオリニストなんかも登場しつつ、
物語はハードに進行。
思ったより、読むのに時間、かかりました。
濃密です。
海外のハードボイルドの乾燥した感じではなく。
あと、二村の酒を飲むシーンが、それぞれ秀逸。
うん、こんな飲み方したい。
この飲み方=生き方に震える。
やっぱ、アルコールの無い人生は、あり得ないですね。
※はてな年間100冊読書クラブ(2006-2007.133/122)(2005-2006.128/108)
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから」
THE WRONG GOODBYE―ロング・グッドバイ (角川文庫)
- 作者: 矢作俊彦
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2007/11
- メディア: 文庫
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