趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

北村薫マジック

「玻璃の天」(11/122)
 
 
なんで昭和八年?
なんで超名門ご令嬢?
 
それが北村薫の魔法なんです。
 
勇み足で「ベッキーさん」シリーズの第二弾から読み始めてしまいました。
でも、全く問題なし。
鮮やかなミステリでありつつ、
実は時代小説でもあり、
というか、
あまりにも素晴らしい小説なんですよね〜
 
短編三つ。
とにかく読んでください。
あっという間にその世界に溶け込んでいく自分がいて、
上品で、たおやかで、芯のある、
目の前にアナザーワールドが繰り広げられます。
 
ま、第三弾で直木賞って、
必然ですね、ここまでくると。
とにかく読んで!
そして、主人公・英子に同化する読書の至極の楽しみを味わってください。
 
  
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから

玻璃の天 (文春文庫)

玻璃の天 (文春文庫)

はてな年間100冊読書クラブ
(20081021-20091020.139/122)
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(20051021-20061020.128/108)