趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

国を守る

「瀕死のライオン・上」(25/144)
「瀕死のライオン・下」(26/144)
 
 
守る。
この単語の意味を
改めて感じた作品でした。
 
自衛隊をレスペクト。
内調もレスペクト。
そんな僕にとっては、不謹慎ながら、たまらない内容。
さまざまなテクニック。
あらゆる手段。
ポリティカルな駆け引き。
 
魑魅魍魎が跋扈する官邸を主戦場として、
もう、たまらない描写の連続。
ゾクゾクします。
北のスパイ、
市ヶ谷の特殊部隊、
これ、本当に素晴らしい。
これだけ緻密さとエモーショナルさが融合した作品は珍しい。
 
でも、それだけじゃない。
本質はすごくシンプル。
守る、という行動の原理原則を叩きつけられた感じ。
そこには、
性別とか、国籍とか、身分とか、無い。
 
人には守るものがある。
お金でも、家族でも、プライドでも、立場でも、恋人でも。
そして、国であっても。
 
答えは、ひとつ。
守るためには、何かしらの犠牲が生じる。
その、、、冷たくも熱い選択に、
人は痺れる。
 
マヂで、麻生幾、ヤバい。
  
 
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから

瀕死のライオン〈上〉 (幻冬舎文庫)

瀕死のライオン〈上〉 (幻冬舎文庫)

はてな年間100冊読書クラブ
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