この発想、これが小説だよ
「死角 オーバールック」(58/144)
さあ、きた、「ハリー・ボッシュ(HB)」シリーズ。
あの忌まわしきエコーパークの事件後の物語。
新しい相棒はキューバ系男性、20歳年下。
今回は、どう揉めてくれるんだい・・・
と思って読み始めたら、
なんと、
なんとの「核テロ」が絡んだ殺人事件とは!
テロだから、
当然のごとく、国家機関が続々と介入。
もちろん、当然のごとく反発するHB。
如何に組織のレポートラインやパワーバランスを「無視」して、
殺人犯を「迅速」に捕まえるか。
さすがに、核テロだけに、HBも今回は大変です。
ほぼイリーガルな手段も使いつつ、
犯人めがけて、まっしぐらです。
ただ、
マイクル・コナリーですから、
B級ハリウッド映画風な、
それだけのストーリーで終わらせるわけがありません。
ほ〜、こうくるかぁ〜
まあ、読んでみてくださいよ。
この展開は、
ある程度、予測は出来るものの、
その予測を十分に満足させてくれます。
うまいね。
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから」
- 作者: マイクル・コナリー,古沢嘉通
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/12/15
- メディア: 文庫
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