万城目学に生まれたかった
「ホルモー六景」(71/144)
こういう文章を書ける人に生まれていたならば、
どうだったのだろうか?
シンプルに憧憬。
鴨川ホルモーのサイドストーリー六篇。
それぞれのラブストーリー。
ホルモーのメンバーだって、人は人。
超個性派の集まりだけど、
それは、それ。
そのメンバーが歴史に触れたり、恋に落ちたり破れたり。
その結晶がホルモー化するワンダーワールド。
最高に楽しめます。
一番のお気に入りは「丸の内サミット」。
愛の部分ではなく、
歴史の浅い、ド田舎、武蔵野にも、
ホルモーは実在したのかと思うと、
胸が熱くなりました。
それも、やはり、首塚ですか。
京の都に一番近いのは、確かに、納得。
もう一度、鴨川ホルモー、読みたくなります。
どちらも読んでない方は、
一気に二冊、続けて読むと、本当にハッピーになれると思います。
それにしても、解説の有栖川有栖も言っていますが、
ここまで「ホラ」を真正面から書くことが出来る万城目学。
いいな〜
行きすぎな自粛ムードを吹き飛ばすには最適の作品です。
適切な自粛、適切な生活、適切な娯楽。
そして、
過度なホラMORE!!!!!!!!!!!!
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから」
- 作者: 万城目学
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2010/11/25
- メディア: 文庫
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